境内案内
称名寺の本堂には、ご本尊の阿弥陀三尊像をはじめ、柳谷観音知多別院として、十一面千手千眼観世音菩薩や空中菩薩像、善光寺如来など、多くの仏像が祀られています。
また弘法堂には、弘法大師像のほか、赤不動。十二神将が祀られています。
本堂
称名寺本堂です。本堂前の駐車場の他、南側にも駐車場をご用意しております。
隣接する庫裡では、大人数での寄合などが行われるスペースがあります。
弘法堂
本堂南側に建立されている弘法堂です。
称名寺のほとけさま
阿弥陀三尊像
称名寺のご本尊、阿弥陀三尊像です。
阿弥陀如来と脇侍に観音菩薩・勢至菩薩を配する三尊形式のほとけさまです。 観音菩薩が【慈悲】勢至菩薩が【智慧】をあらわす化身とされています。
【本堂】
柳谷観音
京都長岡の楊谷寺から遷座された、十一面千手千眼観世音菩薩です。
毎月17日は柳谷観音の縁日として、法要が行われます。
【本堂】
千手観音
本堂右側にお祀りされているほとけさまです。南知多三十三観音霊場、第四番札所となっています。
【本堂】
善光寺如来
本堂左にお祀りされている善光寺如来です。
一つの光背に阿弥陀三尊像が配されている形式を善光寺如来と呼びます。
鎌倉時代以降に多く制作されました。
【本堂】
延命子安地蔵
子供を抱いたお地蔵さまです。
近年まで、子供が成人することは大変難しいことでした。その為に、健やかな成長と共に、亡くなった子供の供養をお地蔵さまにお願いするため、多くのお地蔵さまが祀られました。
【本堂】
釈迦如来
仏教をひらかれたお釈迦さまを如来としてお祀りしています。
お釈迦さまは他にも、誕生仏・苦行仏・涅槃像などで表されています。
【本堂】
空中菩薩像
本堂上部に祀られています。
いつ称名寺に祀られたのか不明ですが、元々はもっと多くの菩薩群の一部だと考えられます。
【本堂】
仏像群
何かのご縁で、称名寺に入られたほとけさまです。
白衣観音菩薩や大黒天など、様々なほとけさまが祀られています。
【本堂】
欄間彫刻
龍の欄間彫刻です。
それほど古いものではありませんが、小ぶりながらよく出来た彫刻品です。
【本堂】
弘法大師像
真言宗の開祖で、知多半島にも何度か訪れ、修行された日本仏教界のスーパースターです。
【弘法堂】
母公大師・御母公さま
女人禁制であった高野山。わが子、弘法大師に会うため、母である玉依御前は、少しでも近くに居たいと、高野山の麓に住まわれました。弘法大師は、母に会うため、月に9回も高野山と麓を往復されたそうです。
母と子の想いをつなぐお二人の像が祀られています。【弘法堂】
赤不動
道から外れた最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をされている不動明王。そんなお不動さまの中でも、全身に炎の色に染めた赤不動です。
毎年1月28日のお不動さまの縁日に大般若転読法要が行われ、この日は、弘法堂から本堂へお移りになります。【弘法堂】
薬師三尊像
薬師如来と日光菩薩・月光菩薩です。
厄災を無くし、衣食の不自由、あらゆる病魔を瑠璃光をもって救うとされている如来さまです。
【弘法堂】
十二神将
薬師如来を守る眷属(けんぞく)として、おのおのが、七千人の部下を持つ武将です。
それぞれが、十二の年・月・時、十二の方向を守るとされています。【弘法堂】
三十三観音像
弘法堂裏に祀られている三十三観音像です。
町営墓地を見守る石像です。